こんにちは!
いよいよ定期演奏会まであと1週間となりました。
今日は、演奏会をもっと楽しんでいただくために、注目曲をひとつご紹介します!
アルフレッド・リード作曲
吹奏楽のための第三組曲「バレエの情景」
この曲は4つの楽章からできていて、それぞれがまったく違う表情を持っています。
明るくきらびやかに始まったかと思えば、次の場面ではしっとりと美しい旋律が流れ、時にはユーモラスな雰囲気に包まれることも。
まるで舞台上でバレエが展開されているような情景が、音だけで描かれていく作品です。
そんな魅力あふれる曲ですが、私たちにとっては大きな挑戦でもありました。
特に第3楽章は、拍子が次々と変わる難所で、少しでも誰かがズレると全体が崩れてしまいます。
さらに第4楽章では、速いテンポの中でパート同士が次々と掛け合う場面が続き、集中力とチームワークが試される瞬間の連続です。
個人練習だけでは乗り越えられないこの曲を、1年間メンバー全員で作り上げてきました。
本番では、その努力のすべてを音に込めてお届けします。
ぜひ、音楽の中に描かれるバレエの情景を想像しながらお楽しみください。

